スペインの文化

日本語ではスペイン、英語ではSpainといいますが、実は国として正式名称は定められていません。スペインではEspana（エスパーニャ）、またはEstado Espanol（エスタード・エスパニョール）などと自国のことを呼んでいます。

ラテン系のスペイン人が多数を占めていますが、世界でも有数の移民受け入れを行う国であるため、外国人の人口は全人口の約１０パーセントにも及んでいます。

標準スペイン語が全国土共通の公用語です。その他にはガリシア語やアラン語、カタルーニャ語、バレンシア語などが地方の公用語として認められています。

カトリックが７０パーセント以上を占めています。

・サッカー
スペインで最も盛んなスポーツです。国内リーグのリーガ・エスパニョーラは、イングランドのプレミアリーグやイタリアのセリエＡと並んで世界的にも注目を浴びています。 国内でもサッカーの中継は視聴率が高く、国全体が盛り上がる熱狂ぶりです。

・自転車ロードレース
自転車ロードレースも伝統があり、人気のあるスポーツです。毎年８月から開催されるブエルタ・ア・エスパーニャはグランツールと呼ばれ、ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアといった自転車競技の三大ツールの一つとして有名です。

・闘牛
スペインといえば闘牛！というイメージを持つ人も多いことでしょう。現在も闘牛の伝統は続いており、スペインを代表する国技です。 マタドールと呼ばれる闘牛士が牛と戦うスタイルで、スペイン国内には約５００もの闘牛場があります。 ただし、動物愛護的な観点から牛を傷つけることに批判が集まっていることや、国内でのサッカー人気が高まったことなどにより、スペインでの闘牛人気はやや下降気味です。